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九州さんの「僕の愛する三匹」レビュー(オザキ)

  

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こんばんは、オザキショウゴです。


今日はとあるフリーゲームをレビューしようと思い、このブログを更新させてもらいます。


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レビューゲームは九州壇氏さん制作、「僕の愛する三匹」(https://www.freem.ne.jp/win/game/2435)です。

実は前々から、メンバー内のゲームをプレイしあってブログを更新できないかと定例会で話し合っていたのですが、今回私が一番乗りのようです。いや、厳密にはNaGISAさんが一番か……。

気に入ったノベルを本屋の棚の前でうろつく怪しい人のように、メンバーの公開ゲームをあれでも無いこれでも無いと探し、これだ! と紹介文が気に入ったのがこの作品でした。


ちなみにこの「僕の愛する三匹」の公開された年は2009年。すでに約10年前のノベルという事もあってあれから九州さんの価値観も変わり、制作レベルも上がってる分、
今更レビューするのも見当違いのような気もするのですが、そこは雰囲気というか便所の落書き程度だと思ってくだされば幸いです。

そして2009年の作品ですが、もちろんネタバレは注意です。
これからプレイするんだって人は、読んではいけません。

―――――――――――――

~あらすじ~


……ある日の夜、主人公は映画館の中にいた黒猫になつかれてアパートへ連れて帰ります。
しかし既に主人公のアパートにはペンギンとフクロウがいた。そう、主人公は動物に好かれる人間だったのだ。

―――――――――――――

最初に謝っておきます、すみません。実はプレイして1分、自室にフクロウとペンギンがいたと読んだ瞬間「主人公は、違法薬物を使用してるお話なのか!?」と思いました。
フクロウに懐かれて家に連れて帰るのも中々無いシチュエーションだというのに、そのうえ家にペンギンがいるのです。

例えば友達の家にドラえもんがいたらどうしますか、驚きませんか? でもこの主人公は既にドラえもんにとどまらず、ドラミちゃんまで飼ってるのです。
しかもそれらの動物は喋ります。ペンギンは毎日腹筋を繰り返し筋肉モリモリマッチョマン。フクロウは説教臭くて、目をギョロリとさせているらしい。
主人公は特に驚く事もなく当たり前のように動物たちと接しています。

……けど、その空間から生まれる世界観は、次第に心地良いものに変わって来るでしょう。

この作品の良い所の一つは私達が実際に生きる空しく脂ぎった現実世界から、ひと時だけでも優しく少し遠い所へ連れて行ってくれる所です。

プレイヤーはペンギンとクソしてる途中に初めて出会えるんです。どうですか、少しだけ現実から遠くて心地良いでしょう。


――――――――――――――――――――

……お話は進み、ペンギンやフクロウと普通に会話する主人公は、二匹にとある大会の日程を教えるんですね。


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その大会で活躍してやるぜ! とペンギンとフクロウは薬のピークがやって来たのか、ハイになって大熱狂するのですが、
そこで今しがた連れて帰って来た黒猫が初めて口を出します。


頭が悪いと、人生楽しそうね」と。


お前らなんか、何処にでもいる動物の一匹だ。その大会で活躍できると思ってるのか」と現実を突き付けてきます。


黒猫の言葉に言い返す二匹ですが、結局押し負けてしまい、何も言えないペンギンとフクロウは、その自室の空間からフワっと消えてしまいます。
冷たい現実を突きつけて来る黒猫は、まるで主人公が作った妄想を打ち消すかのように二匹を消し去りました。

というのも、実はその主人公が二匹に教えた大会というのは、小説のコンテスト。
主人公はドラえもんとドラミちゃんを題材にしたお話を作ろうとしていたんです。
すみません間違えました。ペンギンとフクロウを題材にしたお話を作ろうとしていたんですね。

せっかく主人公がペンギンとフクロウでお話を作ろうとしていたのに、突然家にやって来て、その妄想を掻き消して邪魔をしに来た黒猫、こいつは何者なんでしょうか。

これは個人的な推測ですが、主人公が黒猫を拾った場所を考えると、それを見たであろう「映画の内容」だと思います。

気まぐれに見たのか楽しみにして見に来たのかは分かりませんが、その映画を視聴して何らかの刺激を受けた主人公。
私の作ってる小説なんて大した事ないな……」という冷たい思考が頭の中で黒猫という動物を作ってしまい、
構想を膨らましていたペンギンとフクロウを題材にした物語を消し去ってしまったのですね。

制作者の皆さんなら経験あるかもしれません。あまりに面白い映画を見た時、自分の作品と見比べるとどうしても面白くない。
その対象が大作なら大作な程その溝は大きくなり、傷も深まる。主人公は全ての構想を消してしまう事を選んでしまいました。


しかしその主人公は根っからの小説家だったんですね。数日後には何と…… 


―――――――――――――――――

そしてエンディング。終わり方なんですが、ホロ苦くも楽しいエンドです。別れもあれば出会いあり。そんな描き方です。

ちょっと脱線しますし、またドラえもんの話なのですが「ポケットの中に」という曲ご存知でしょうか。この作品の世界観と何処となくマッチしています。プレイしていて私はこの曲を思い出してしまいました。

藤子・F・不二雄さんもドラえもんを初めて描く前、夢に出て来たらしいです。
実は今作、フクロウと主人公の初めての出会いも夢うつつの時だったのです。


話の雰囲気も合ってるような気がする。まさか……!? 九州さんはドラえもん好き!?(そんな訳ない)


この物語のキーキャラクターは「」……、ドラえもんのキーキャラクターはもちろん「ドラえもん」。そしてドラえもんは「」型ロボット!
そういえば2009年といえば、テレビ朝日のドラえもんが1979年から初めて放送されて30周年!
さらにドラえもんの彼女、ミイちゃんの初代声優さんが産まれた年は1959年、当時公開された2009年ではまさしくその声優さんの誕生50周年でした。ここでまた、ドラえもんと繋がってしまう……。
そしてドラえもんが誕生したのは2112年なのですが、私がこのノベルをレビューするために何回か読み直し、メッセージを送るためにマウスをクリックした合計回数は2112回……! またもドラえもんと繋がってしまった。

……やはりこの作品はドラえもんと切っても切れない関係なのかもしれません。


どいう冗談は置いといて……。


ゲームエンジンは「NScripter」なんですが、BGMオンオフ切り替えても、音楽が鳴り止まないバグがありました。文字速度を切り替えても変わりません。
画面サイズも恐らく、今では少し小さい640×480です。2009年を考えると仕方ないかもしれません。


しかし紹介文でもある通り、何かを創作した事ある人なら気持ちが分かるお話です。無駄もなく、短編でプレイ時間10分程度。

サクッと気持ちのいい読み物が欲しい時に最適かもしれません。



オザキ的点数は「ドラえもん のび太の復活の3つです。今なら合わせて1500円程らしいので郵送して送ります。私のおごりだ。お納めください。




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あほちゃんの自己紹介

はじめまして、あほちゃんと申します。
名前はふざけた感じですが、中身はいたってまじめです。


【ハンドルネーム】
あほちゃん

【HP】
・あほちゃんとわたし(http://ahochan07.blog.fc2.com/
・Twitter(https://twitter.com/ahochan2013

【ノベルゲーム制作歴】
2011年半ばに制作を開始し、もうすぐ7年になります。

【これまでに制作した作品】
個人制作で10本(フリーゲーム9本。シェア1本)※シェアは18禁作品のためリンクは張りません。
共同制作で2本(ななつぼし、余裕な野郎と生意気娘)
主にふりーむで落とせます(https://www.freem.ne.jp/brand/2028)※「あほちゃん」で検索するとフリーゲームはすべて出てきます。
ちなみに「上腕二頭筋の詩をうたえ」は第13回ふりーむゲームコンテストで乙女ゲーム部門銀賞をいただいております。

【好きな作品】
商業作品
・X Change Alternative2、euphoria、NO,THANK YOU!!!など
同人作品
・ゆにっとちーずの作品

【本企画に参加したきっかけ】
たまたまツイッターで見かけて興味を持ったので。

【本企画への意気込みを一言】
自身の作品作りのスキルアップ含め、まだまだ未熟な部分はあるかと思いますが常に最高の作品を作りたいという気持ちで挑んでいくので、よろしくお願いします!

コミティアに行ってまいりました【九州壇氏】

こんにちは、九州壇氏です。
先日、義弓くーさん、オザキショウゴさん、CILさんとコミティアに行ってまいりました。
他の御三方がこちらのブログで記事を書いておられますので、僕も便乗することに(笑)

どんな流れであったのかは自分のブログに書きましたので、ご参照ください。


義弓くーさん、オザキショウゴさん、CILさんにお会いしてきました。


他の方のレポートも楽しく読ませて頂きました。
驚いたのは、僕が実直な印象を与えていたようであること。
なるほど。「セイシュン真っ盛り!」については話さなくて正解だったようです。

しかし、制作についてこんなにゆっくりと語り合ったのは久しぶりでした。
以前、NaGISAさんとお会いしてお話ししたこともありましたが、それももう大分前の事になりますし。

第2回もまたぜひやりましょう、という話もしていて、そちらも楽しみです!
次回はより多くの方とお話しできることを願っています。

以上、九州壇氏でした。

コミティアオフ会にお邪魔させていただきました。

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どうも、
神風特攻隊長の裏番長CILです。

既に他のメンバーが投稿しておられるのですが、私も少しだけ感想を書かせていただきます。
 
5/5こどもの日にコミティア(東京有明で行われるオリジナル同人即売会)
に参加してまいりました。

このブログをお読みの方はご存知かもしれませんが、
今回の集いは義弓くーさん、オザキショウゴさん、九州壇氏さんの3人で制作されたショートショートショート10という
合作ノベルゲーム(体験版)の完成記念オフ会という位置づけだったのですが、
今回新たにチームに入りました私も参加して良いぞと許可をいただき、ホイホイついて行った次第です。

お会いするのはくーさんとは2度目、オザキさんとは3度目、九州さんとは初対面ですが、
ツイッターで見ているのでもっと頻繁に会っているような気がしてしまいますね。

九州壇氏さんは自分のイメージ通り実直な人柄がにじみ出ているような方でした。
自分のゲームもプレイいただいており感動しました。
作品内では出てくる高校名をもじって遊んでいたのを初めて言及いただいて嬉しかったですね。

私が関東に移ってきてから、
即売会はコミケ、コミティアを中心に10件前後くらい参加(いずれも一般)させていただいており、
このメンツの中では経験値があるのではと思いましたので、その辺りを私の知る限りでお話しさせていただきました。

話題としては、フリーゲームのこと、即売会のこと、
個人の制作ゲームに関すること、このショート100プロジェクトについてのことなど、出るわ出るわ。
尽きることなく色々と話すことが出来、実に有意義な時間となりました。

個人的に一押しトピックは、

義弓さんが『絵、描く時って、どうしてます? 下書きしてからやります??』
という質問から始まったオザキさんの回答で
『ベジエ(スプライン)曲線でおっぱいが描ける』という一連のやりとりで、その日1番の爆笑をかっさらっていかれました。

くーさんの創作にかける飽くなきスピリッツと
オザキさんのウィットがうかがい知れる1件だったなと思います。

オフ会としてとても良い形になったと思いますので、第2回も是非とも開催したいねと皆と話しました。

簡単ですが、コミティア・オフ会の感想を書かせていただきました。
CIL
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コミティア・オフ会の報告です【義弓くー】

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みなさん、こんにちは。
義弓くーです。

既に他のメンバーからの参加報告が上がっていますが、私、義弓くーもコミティア感想書きますね。
全体的な流れは九州壇氏さんのブログの通りなので、そこは割愛。
ボリュームの割にちょい割高なカレーの話も割愛します。

なので私は「ご飯食べながらのトーク」について書きます。
とにかく雑多様々多種多様な話題が展開しました。ここに書ける範囲ですと…。

【ショート100】
・ショート100のシナリオどうやって皆は作ってる? 1500文字を狙うのってなかなかだよね?(ちなみに、私は1500文字前で終わることで悩むという派でした)

・状況を如何に序盤で展開できるかが一つのコツだよね。(モスキート、豚王、三国がそのタイプで開始早々に状況が始まっている&最終目標が決定している というタイプ。逆にアールグレイは、初期描写に配分を置き、余韻で終わらすタイプ。狐はどっちとも言える)

・体験版で一番面白いのは「豚王」だと思う。豚王の凄い所を皆で褒める。義弓くーが豚王ネタを先に思いつかなかった事を実は物凄く悔しがっていたとを告白する。


【九州さん】
・「僕らのノベルゲーム」に関するお話を聞かせてもらいました。オープンになっていないことなどが聞けまして、期待高まるッ、です。また、部活もの繋がりでCILさんの「クロス×ヒート!」の話題に展開したのも良かったです。

・「プロット皆どうしてる?」な話題からは九州さんのシナリオの作り方が聞けて良かったです。丁寧に物語が展開されるのはだからか、と思いましたね。私は、中盤以降はよくシーンの状況・ノリで方向が変わっていくタイプです。

・また、いろんな制作者さんを知っている方だと改めて話を聞いていて思いました。今回の他三人の作品もプレイ済みで、色々と皆の作品の話を掘り下げてくれるのはさすがです。

・たぶん「九州さん」と声に出してお呼びするとき、数回「九州しゃん」と言いかけてます、すみません。声に出すとちょっと難しいという、ちょいトラップ。


【オザキさん】
・いろんな映画のお話をしてくれました。シナリオ制作ためのヒントが詰まったお話でした。にしても、本当に様々な映画を見ておられて関心しました。インプットの幅が広いから、多様なジャンルを書けるのでしょう。
※ゾンビ映画の話は興味深かったです。初期のゾンビの位置づけ話は意外でした。

・「三国の空_後編」をおねだりしてみると、そこから「ショート10」三国シナリオの話を聞くことが出来ました。にしても、取材のために、色々と海外にまで旅行をするアクティブさはさすがです。見聞の量から、意外な発想を生み出しているのだと感じましたね。


【CILさん】
・同人作者間の繋がりを色々と持っていて、普段なかなか聞けない同人事情なんかを知ることが出来ました。また、ボイス依頼をした際の話は、とても興味深かったです。依頼方法やその金額など知らないことばかりでした。

・「クロス×ヒート!」の制作裏話や続編を作っていない理由などへのCILさんの考え方を聞けたのも貴重でしたね。物語全体の緩急や流れに関する理由なのですが、確かにその考え方もあるなと納得しました。同作キャラ:ヤヨイさんのカッコよさを改めてお伝えさせて頂きました。


【義弓くー】
・「ななしのおろち」が、学校の怪談テーマとした最初の理由。
・「ななし」でやらかしたミス。(本編無関係ですが、恥ずかしいやつ)
・倫と重深歌の設定について。
・ペンネームとかブランド名の由来。ここから、他の方の由来とかに展開しました。
・「ななし春」の反省点と、それを踏まえて「夏」はどう転がしたか。という話。
実際にその場で皆さんの感じ方を聞けたのは良かったです。
等々、ななしから展開した、ネットでは書きにくい内容の話を色々しました。


……といった、感じでトータル3~4時間、場所を変えつつご飯を食べつつ話していましたね。他にも、先日発表された“ふりーむコンテスト”の事や、その日の買い物の見せ合いっこなんかもしましたね。

会場で作品群に触れるのは勿論ですが、同じ制作仲間と直接言葉を交わすことは、制作意欲がモリモリと湧いてきました。帰りの電車では、ずっとそんな気持ちとともに、シナリオ構想をしていました。

そんなこんなで、義弓くーからのコミティアオフ会のご報告とさせて頂きます。
第二回オフ会やりたいねと皆で思いましたので、いずれまた……!

コミティア(オフ会)に行ってきましたというお話。

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おはこんばんちは、オザキショウゴです。




実は昨日、日帰りで東京に行ってまいりました。



場所は高速道路の下で生まれ、地下鉄の上で死んでいくと言われている「東京」。

そんな荒風が吹き荒れる地で私達はショート100のメンバー、プロジェクトリーダーの「義弓くー」さん、副リーダーの「九州檀氏」さん、そして神風特攻隊長の裏番長、「CIL」さんと待ち合わせていました。




目的地は東京ビックサイト、コミティアです。





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あの独特な建物をしたあれですね。エジプトのピラミッドを建てた会社から訴えられないように、苦肉の策で急遽、上の部分を逆さにしたと言われているあの建物です。




そこで私達は集まり、あの独特な建物に向かい、色んな買い物をしました。



私は好きなようにブラついて気になった物を買っていたのですが、他の方々は意外とツイッターで付き合いのある方々に顔を見に行ったり、そこで買い物をしていたようです。ううむ、さすが面識の広い人は違うぜ!






買い物を済ました後は、建物内で特にカレー専門店でもないのに、皆でカレーを頼んでカレーを食べました。


そこでくーさんの「ななしのおろち」の制作話や裏の話、はたまたcilさんと九州さんの話も聞けて興味深かったです。

――――――――――――――――――――


そして買い物を第2ラウンドを済ませ、私達は最寄りのサイゼリヤにて集まりました。



ここでちょっと気に食わなかったのはサイゼリヤの奴、喫煙席を設けてなかった事なんですね。この野郎、隣の千葉なんかじゃあ設けてるくせに! ファッ〇ン東京は喫煙者を殺すぜ!
 


……と、そんないらない話は置いといて。そこでまた色んな話をさせていただきました。




そこで思ったのが、皆私よりも、数えきれないくらいフリーゲームをしているのだなあという事。私もしないといけない……。

そして3人から聞ける、普段は聞けない制作話が嬉しかったです。どういう状況下でゲーム制作をしているのかや、どんな状況下でゲームをプレイしているか、どんな気持ちでゲーム制作をしているのか、ゲーム制作をするモチベーションの保ち方など教われたような気がします。


私は他人の完成物を見ているとまず嫉妬するタイプなのでコミティアにいる時は「すごいなあ。皆、完成品を持ち込んでるじゃないか!(当たり前)」と嫉妬しまくりだったのですが、意外と皆さんもそういう気持ちはあったようです。



寧ろ負けてられない、次は俺達が出展側になろう! と意気揚々とモチベーションが上がりまくりんちょでした。

やる気は出たので、あとは次の夏に開催されるコミティアまでにショート100を完成させればいいだけですね。楽勝です。メンバーの皆、頑張れ!



――――――――――――――――――――――――――――――
 

……という創作話もそこそこに、私達は18時ごろに解散という事になりました。


あとはCILさんとくーさんとは電車でお別れ、あとは九州さんと航空で少しお話をして解散となりました。ジャガリコごちそうさまです。



第2回のオフ会の開催をしたいね、とお話していたので次は計画時から大きくメンバーも増えたので、個人的にも是非是非第2回目も開催したいです。合法ギャンブルしようぜ、合法ギャンブル。非合法でもいいよ。ぐへへ。



……とまあ冗談も置いといて、第2回目の開催は本当にしたいとお話していたので、何かしらのきっかけがあればやりたいですね。

次、集まるときは一泊しよう……。とても疲れた。


そんな訳で、オザキから東京オフ会レポートでした。




レビュー「眠れない夜に」

2日連続になりますが、鉄は熱いうちにと言いますし、レビュー2作品目行ってみます。九州壇氏さんの「眠れない夜に」。作品の存在自体はずっと知っていましたが、やっとプレイできました。


眠れない夜に

眠れない夜に準推薦
製作者/九州壇氏(ダウンロード
ジャンル/幼馴染三角関係恋愛ノベル
プレイ時間/1時間15分

大学生の淳は、幼馴染の茜と、夜のドライブに出かけていた。以前と様子が変わってしまっても、茜は茜だ。そう言い聞かせながら、車を走らせる淳。時折昔の事を思い出しながら、車は夜の都市高速道路を走り抜けて行くが、眠れない夜は、まだ長かった。中盤以降の展開、巧妙な伏線から目が離せない、青春ノベル。

ここが○

・些細なところまで巡らされた巧妙な伏線。
・中盤以降の意外な展開。
・リアリティのある描写。

ここが×

・なんだかすっきりしない感のあるラスト。
・所々ウェイトが多いのが少し気になる。
・演出にもう少し凝ってもいいかも。

■目覚めの朝は君と二人で

この作者さんの作品をレビューするのは、これで7本目です。初期の頃から比べると、文章にしても、物語の作り方にしても、非常な進化が感じられます。それでいて、この作者さんならではの味は今作でも健在です。この作品は、いわゆる「幼馴染もの」ですが、切り口がちょっと変わっています。

切り口が変わっていると言っても、プロット自体がそこまで斬新という訳ではありません。ネタバレになるので書けませんが、今作の根幹を占めるシナリオ作りの手法は、過去の他作品にも散見されます。

眠れない夜にしかしこの作品は、巧妙な伏線の張り方や、キャラクターの心情描写の繊細さで、プレイ時間以上のボリュームを感じさせてくれる一昨となっています。実はこの作品、タイトル通り「一晩」の物語なんですよね。しかし、過去回想の入れ方・絡め方が上手く、実際のシナリオ量以上のボリュームを感じさせてくれます。

また、リアリティのある描写が上手いです。茜の病気についての描写もですが、心情描写にも妙な現実感があります。もちろん、描写の全てにリアリティが高い訳ではなく、ちょっと矛盾を感じさせるような箇所がなくもないんですが、全般にしっかり描かれているため、そこがあまり気になりません。

特にメインのトリック(?)は、手法自体は使い古されたものながら、淳が自分の願望を込めて現状を曲げて理解した、という設定は、説得力がある上に、前半にあまりヒント(?)がなくても唐突感がないという、非常に卓越した手法だったと思います。この辺り、前半の些細な描写も伏線になっていて、感心する事しきりでした。

構成も上手く、登場人物が基本的に3人しかいないのに、特に後半は一気に読ませてくれます。ラスト近くの、茜との最後のドライブシーンは、屈指の名シーンでしょう。描写が全般にリアリティがあるので、あのシーンにも非常に現実感があって、感動させてくれます。

また、茜と香澄の姉妹のキャラクター分け、二人の微妙な関係の描写がとても良いです。姉へのコンプレックスから素直になれない香澄。妹を大事に思いながら一歩踏み出せない茜。いい姉妹です。二人の絆の描写が後半の肝となりますが、シナリオ自体もさる事ながら、過去回想含め、二人の関係の変化、絆の描写がとても素晴らしい。主人公の淳が、影が薄く感じるほどです(笑)。

ただ、終わり方が少し釈然としない感があります。私の好みとしては、オチはきっちり決着がつく方が好みなのです。ラストで、屋台のおでん屋のちょっとおちゃらけた日常描写が入ってきたので、余計そう感じたのかも知れませんが(全部解決したならともかく、結局メインの事件は解決してないしなあ。でもあそこの描写自体は好きです)。

そこは読み手に委ねようという事なのかも知れませんが、せっかくなのでもう一歩先まで踏み込んで欲しかった気がしなくもありません。今回の物語の原因が、何ら動いていないので、その意味ではあと一歩足りない感じを覚えました。もっとも、この物語においてそんな事を言うのは、無粋かも知れませんが……。

それでも、作者さんのこだわりが随所に感じられる一本でした。プレイ時間は1時間15分〜30分くらいで選択肢もありませんが、読後は時間以上の満足感を感じさせてくれます。ツールはNScripterで、デフォルトのままですがプレイにストレスはありません。私は休日の真昼にプレイしてしまいましたが(笑)、タイトル通り眠れない夜にプレイする事をお勧めします。

レビュー「妹のコミュ力が皆無な件。」

こんにちは。NaGISAです。この度、この場をお借りして、少しばかりノベルゲームのレビューを書いてみる事にしました。まずは、今回の企画参加者の皆さんの作品を、いくつかレビューしてみようと思います。

レビューを通じて、企画に興味を持ってくださる方が少しでも増えれば、幸いです。以前「NaGISA net」というサイトでレビューを書いていたので、その形式のまま書いてみます。



妹のコミュ力が皆無な件。

妹のコミュ力が皆無な件。準推薦
製作者/さつき晴れ(ダウンロード
ジャンル/妹更生奮闘ノベル
プレイ時間/20分

家入こもりは、超がつくほどの人見知り。今日は高校の入学式だというのに、学校に行こうともしない。見かねた兄の明人は、無理やりこもりを学校に引っ張っていき、何とか友人ができるように、陰ながら奮闘するのだが、当のこもりはまるでやる気なし。果たしてこもりに無事友達ができ、楽しい高校生活を送れるのだろうか?

ここが○

・脇キャラにもちゃんとしっかりした役割がある。特に優子はいいキャラ。
・主人公である兄の頑張りに共感できる。
・ちゃんとこもりが自分の力で成長する。

ここが×

・こもりの性格は、ちょっと極端過ぎるかも。
・主人公にも、ちょっとはいい目を見せてあげても良かったかも。
・タイトルにひねりがあっても良かったかも。

■頑張るお兄さんに花束を

いわゆる「妹もの」作品っていっぱいありますが、バランスよく作るのはなかなか難しいものです。変に恋愛方向へ振ると噓っぽくなりますし、かと言って淡々と語っても面白みに欠けます。

その点この作品は、まず恋愛方向へは一切振っていない(少しだけ、こもりが兄への感情を吐露するシーンもありますが、あれくらいなら十分許容範囲でしょう)のですが、それでいて退屈な話にはなっていません。こもりの、少し極端とも言えるキャラクター付けは最初は面食らうと思いますが、そのキャラクターが物語の重要なキーでもあります。

妹のコミュ力が皆無な件。こもりがちょっと極端なキャラであるのに対し、主人公である兄の明人を始め、他のキャラクターはしっかりした常識人の性格付けである上、各キャラクターの配置バランスがとてもいいと思います。変に受けを狙った、マンガ的な言動がないので、キャラクターにリアリティがあるのが好印象です。

特に、サブキャラではあるものの重要な役どころを担う優子は、とてもいいキャラクターです。この作品は選択肢一つで二種類のエンドに分岐するのですが、バッドエンドの方で優子が明人に言い放つ言葉は、プレイヤーの胸にもぐさりと突き刺さるかも知れません。本当に大事な事には、自分で向かい合わないといけないという事を、彼女は教えてくれます。

そしてグッドエンド。一見問題から逃げてしまったかに見えるこもりが、今度は優子のために勇気を出す場面が、この作品の一番の見どころです。ちゃんとこもりが、自分の力で問題を解決し、人間的にも一歩成長するところを見せてくれます。短編ですが、非常に構成の優れた作品だと思います。

結局、こもりにしても優子にしても、二人を本当の友達として結びつけたのは、二人の「自分がどう思われるかを気にせず、相手の事をまず思う心」だったように思うのです(主人公である明人もそうですね)。こういう友情は、きっと長続きするはずです。友情ドラマとして、短編でこれだけのメッセージ性を持たせ、かつエンターテインメント性も犠牲にしていないというのは、大した筆力です。

この物語は、見た目は萌え系のようにも見えますが、変にそういう方面に色気を出さなかったことが、優れたストーリー構成となった一因のように思えます。この作者さん、これが処女作との事なのですが、一作目でこれだけのものを書けるのですから、これ以降の作品も多いに楽しみですね。

主人公は徹頭徹尾妹を手助けする役目に終始するんですが、主人公にも少しいい目を見せてあげても良かったようにも思えます。ただ、これだけの短編ですから、そこまで盛り込むと話の焦点が定まらなくなった恐れがあるような気もしますし、これでいいのかも知れませんね。

ツールはティラノスクリプト。プレイ時間は20分から30分。選択肢は一箇所だけで、その選択肢でグッドエンドとバッドエンドに分岐します。後からバッドエンドを見てしまうとあまり収まりが良くないので、先にバッドエンドを見る事をお勧めします(恐らくどちらがバッドに行く選択肢なのかは、見ればすぐ分かります)。短編としては非常によくできた構成の秀作です。是非プレイしてみてください。
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